高麗人参という言葉やどんな効果があるかは知っていても、中々その歴史については知らない方が多いのが現状だと思います。
その高麗人参の歴史についてご紹介したいと思います。
高麗人参は「中国」「韓国」「朝鮮」などで4千年以上前から病気の治療や滋養強壮作用を期待して用いられてきたという歴史があります。
4千年以上前と聞くとちょっと想像も出来ませんが、それだけ歴史があり人体に対して貢献してきた生薬と捉えることが出来ます。
又、それだけ長い間利用されてきたという事は、効果や安全性の面からも確かなものとしての証明でもあると思います。
中国や韓国、朝鮮では4千年前から用いられていた高麗人参ですが、日本に伝わって来たのは約2千年前からだといわれています。
それから時が過ぎ有名なところでは江戸時代の徳川家康が高麗人参を肌身離さず持ち歩いていて愛用していたそうです。
その後徳川家康はその朝鮮人参の栽培にも乗り出したそうですが、失敗し8代目将軍の吉宗の時にやっと人工栽培に成功したとされています。
当時の朝鮮人参は大変高価なもので、町民などが一生かかって稼ぐお金を出さないと買えなかったという逸話もあります。
それから時を経て現在まで朝鮮人参は人々に用いられその効果を発揮しています。現代では、WHOという世界保健機構にも漢方薬は認められていますし、最先端医学の臨床でもその効果が認められています。
特に最近では漢方薬ブームではありませんが、殆どの病院で漢方薬を取り扱っており、有用性が徐々に高まってきています。
その漢方薬の代表として高麗人参があります。一概にはいえませんが、歴史は無用なものは排除して有用なものだけ残すという傾向があります。正に朝鮮人参を始めとした漢方薬は歴史に選ばれた人類に有用な生薬と呼べるのではないでしょうか。
現在漢方薬を取り扱っている国
以上が簡単ではありますが、高麗人参の歴史になります。
今後益々高麗人参は歴史を更新して、人類の為に役立って行くものと思います。