夏バテを予防・改善する高麗人参の効果｜脱水症状の予防にも

 

高麗人参にはだるさや食欲不振、めまいなどを引き起こす夏バテの予防、改善に役立つという効果があります。

 

夏バテは暑さによって胃腸の働きが低下することや、心身が疲れてしまうこと、代謝が低下すること、脱水症状が引き起こされること、寝不足などが原因となり引き起こされます。

 

一過性ならば問題ありませんが、こじらせてしまうと1〜2か月の間症状が続き、場合によっては日常生活などが困難になることもあるので注意が必要です。

 

「夏バテの最大の原因となっているのが胃腸の機能低下です」

 

夏は暑いので冷たい飲食物を食べる機会や、水分を多く飲む機会が増えます。そうなると、胃腸が冷やされたり、消化液が薄まったりして胃腸の機能低下が生じやすくなります。

 

高麗人参には胃腸の神経に作用して胃腸の動きを活発にするという作用や、胃腸を温める作用などがあるので、弱った胃腸の働きを向上させて夏バテの改善に繋げることができます。そして、この胃腸の働きを助ける効果は、脱水を防ぐ効果も期待できるので、夏の熱中症対策としてもおすすめします。

 

日頃から胃腸が弱い方や冷たい物の摂りすぎて下痢又は軟便気味の方などに効果的です。

暑くなると人間の体には熱疲労という現象が引き起こされます。簡単にいうと暑さによって細胞が疲れてしまうのです。

 

暑さによって脳や神経、内臓、筋肉などといった重要な場所がことごとく疲れてしまい、だるさやめまい、ボーっとしてしまう、足がだるいなどの症状が引き起こされます。

 

高麗人参には細胞や神経に直接働きかけて機能を高める、運動能力を向上させるという働きがあるので、服用することにより疲れた心身を立ち直らせることができます。

 

高麗人参と脱水予防についてということですが、結論から言うと高麗人参には優れた脱水予防効果があります。

 

高麗人参が脱水症状に効く3つ理由

 

なぜ、高麗人参に脱水予防効果があるのかというと、人参には優れた抗利尿効果があるからです。抗利尿効果とは必要以上の利尿を防ぐ効果をいいます。

 

高麗人参の抗利尿効果は西洋薬ほど強くはなく、体に必要な分の水分だけを残し余剰分は排泄するといった優れた調整機能も併せ持ちます。

 

高麗人参は漢方でいう「補気作用」といって全身の筋肉及び内臓の働き、ホルモン分泌を向上させるといった働きがあります。

 

この働きにより、胃腸からの水分の吸収能力を高め、更にホルモン分泌を高める働きから、水分を体に保持するという能力が向上します。

 

以上の補気という元気を高める作用により、体を元気にすると共に、水分保持力を飛躍的に上昇させるのです。

 

又、脱水や夏バテなどがあると体が疲れやすくなります。これは体から健康的な活動を送るのに必須である以下の各種栄養成分が汗や過剰な熱により浪費されてしまうことによります。

改善法としては浪費された栄養素を補うということが第一となりますが、脱水や夏バテがあると胃腸の働きも低下しますので栄養を摂取しても受け付けないのです。

 

そのような時に高麗人参を摂取すると、速やかに胃腸の働きを向上させ各種栄養物質の吸収力が飛躍的に向上します。

 

以上、高麗人参には直接体を元気にするという効果もありますが、胃腸の働きをアップさせ、栄養の吸収力をアップさせるという素晴らしい効果もあるのです。

 

これにより、これからの暑くなる季節にピッタリなのが高麗人参なのです。是非夏バテ予防、脱水予防にお役立て下さいませ。特に暑い夏に直射日光に晒されて頭痛がするという方に素晴らしい効果を発揮します。

夏バテや熱中症などの原因の一つとされているのが「代謝の低下」です。

 

暑くなり細胞の機能低下が引き起こされると、代謝が低下して筋肉や脳の栄養素である糖が代謝されにくくなります。そうなると、筋肉や脳が正常に動くことができにくくなってしまうので、虚脱感やめまい、多汗、ボーっとしてしまう、筋肉のけいれんなどの症状が出やすくなります。

 

高麗人参には糖代謝を活発にして脳や筋肉へのエネルギー循環を高めるという働きがあることから、夏バテや熱中症などの予防、改善に役立ちます。

夏は体表部の血管が拡張することによる副交感神経刺激の高まりにプラスして、暑さや強い日差しによる交感神経刺激が加わり、自律神経が両方共刺激されて亢進するという状況が作り出されます。

 

両方の神経が刺激されてしまうという状況が続くと、心身が疲れてしまい夏バテを招いてしまいます。

 

高麗人参には自律神経を整えて安定させるという働きがあるので、夏特有の自律神経の乱れによる心身の疲れを改善してくれます。