管理人
高麗人参の独特の香りが気になるという口コミもありますが、長年利用しているというファンも多い高麗人参石鹸。私も愛用者の1人です。
高麗人参石鹸とは文字通り石けんに高麗人参エキスを練り込んだものです。
高麗人参というと通常、内服して効果を得るものですが、外用としても肌表面に対してその効果を発揮するということが分かっています。
普通の石鹸と比べると高麗人参が含まれている分高価になりますが、高い分以上の効果が実感できる場合もあるので、気になる場合には一度使ってみてその効果を実感してみるようにしましょう。
高麗人参にはサポニンという成分が豊富に含まれています。サポニンは主に土の中に育つ作物に多く含まれており、土などに含まれる雑菌から身を守る役割で存在しています。
サポニンはラテン語で「泡」という意味となり、界面活性剤のような役割を持ち、外敵から身を守っています。この働きは我々人間の肌にも同様の効果をもたらしてくれます。
サポニンを肌にて泡立てることにより「脂質・ばい菌を洗い流す」という効果を得ることができます。その他、皮脂の処理や抗菌作用はもちろん、肌表面の血行促進、保湿力アップなどの効果も併せ持ちます。
高麗人参には保湿力アップに役立つ「タンパク質の合成を高める」という働きがあることから、外側から肌に用いることにより、肌表面の保水力を高めることができます。
また、高麗人参には肌表面の血流を向上させてターンオーバーを促進するという働きがあることから、古い肌細胞から新しい肌細胞への生まれ変わりが早くなるので、シミやシワの改善及び透明感のある肌の維持に効果的です。
高麗人参の美肌効果を高めたいという場合には、高麗人参石鹸を使った後に、高麗人参入りの化粧水や栄養クリームなどもあるので、そちらも併せて利用すればさらなる効果を期待できます。
石鹸の場合は「洗う」ということがメインとなるので、肌に有効成分が留まりにくいという欠点があります。この欠点を補ってくれるのが化粧水や栄養クリームです。
高麗人参の素晴らしい効果を余すことなく利用することができる利用法と言えます。
副作用が生じることは稀ですが、人によっては高麗人参入りの石鹸や化粧水、栄養クリームを利用することにより、肌に痒みや赤みなどのアレルギー反応を引き起こすことがあります。
このような作用をもたらすことがあるので、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギーをお持ちの方は注意して利用するようにします。