「本当です」
高麗人参をアルコールに浸し、有効成分が染み出たアルコールを服用するようにすると、高麗人参の効果とアルコールのリラックス効果、血流改善効果、冷え性改善効果などを同時に得ることができます。
このような効果を得ることが出来る他、高麗人参には悪酔いや二日酔いも防ぐという効果があるので、晩酌する方の健康を守るというメリットも得ることができます。
高麗人参として販売されている粉末や粒、ドリンクの漢方薬、サプリメントのほとんどは水かアルコールにて有効成分が抽出されています。高麗人参を水又はアルコールに浸し、有効成分を抽出し、その成分を凝縮させて粉末や粒、ドリンクとして販売しているのです。
焼酎やブランデーなどのアルコールに高麗人参を浸すという行為は、有効成分を手軽に抽出できる方法の一つなのです。
ただし、実際に販売されている漢方薬やサプリメントは、アルコール抽出されていても、アルコールの成分は揮発しており、アルコールの効能を得ることはできません。
ホワイトリカー又はブランデーに漬けこむという方法が一般的です。
<1升(1800ml)のホワイトリカー又はブランデーに高麗人参を入れる>
・乾燥しているものを用いる場合には100g
・生のものを用いる場合には200g漬けこみます。
<漬けこむ期間>
・乾燥している人参を用いる場合は3〜6か月間
・生の人参を用いる場合には1〜2か月間になります。
漬けこみ期間が経過してエキスが十分に抽出されたものを、1日10mlくらいを目安に飲むようにします。季節によってロックやお湯割りなどお好みの方法で利用するようにします。
味がちょっと…という場合には蜂蜜やレモンを加えてみるという方法で解決することができます。
アルコール抽出し終わった高麗人参は再利用することができます。新たに高麗人参酒に利用することもできますし、薬膳として鍋などに利用することもできます。
最後まで捨てることなく利用することができるというのが高麗人参のメリットです。
高麗人参の根を入手するのが困難という方は、漢方薬やサプリメントとして販売されている高麗人参エキスをアルコールに溶かして服用するという方法をおすすめします。
冷え性や体力向上を期待して高麗人参酒を利用したくても、アルコールが弱い人は注意しなくてはなりません。体をよくするために利用する高麗人参酒を使い、逆に健康を害してしまっては本末転倒となってしまいます。
アルコールが弱い方が無理して飲酒してしまうと、心臓や肝機能に問題が生じることがあるので、アルコールに浸した高麗人参ではなく、普通の漢方薬やサプリメントを利用するようにします。