めまいは体が弱っている時に引き起こされると言われており、「高麗人参には体を元気にする効果」があります。
なので、めまいの改善、もしくは予防として高麗人参を摂取することは正しい用法と言えます。
これら諸症状を伴うめまいの場合は「虚証」といって、心身が弱っていることが原因となっていることが考えられるので、高麗人参にて体質改善を行うようにします。
逆に、耳や鼻の炎症、自律神経失調症、強いストレス、胃腸炎、高血圧、血管障害、各種感染症などによってもめまいが引き起こされますが、その場合は原因となっている症状を改善することを優先し、高麗人参は用いないようにします。
高麗人参は漢方薬の中では「補気薬」といって、体全体及び内臓の働きを向上させるという効果を持ちます。
この働きによって、めまいの原因となっている足腰の弱り、及び頭部への血流を回復することにより、めまいの症状を改善させます。
めまいの多くは心身の弱りが原因だとされています。
内臓の働きや全身の筋力が低下することにより、三半規管のある耳周辺及び頭部への血流が滞ることによってめまいが引き起こされます。
その他、感染症や胃腸の不具合、ストレスなどでもめまいは引き起こされますが、この場合は一過性の場合が多く、大部分は原因が改善されればめまいは治って行きます。
めまいの理由としてもう一つ忘れてはならないのが「ホルモンの分泌低下」です。
女性の場合は女性ホルモン、男性の場合は男性ホルモンの減少で引き起こされるケースが多く、更年期と呼ばれる50~60歳台にめまいを感じる人が多くなるのはそのためです。
高麗人参にはホルモンを増やすという効果が確認されており、めまいはもちろん、不妊症や更年期障害、うつ病などの治療にも効果を発揮しています。