あの有名な徳川家康の健康の秘訣が高麗人参だったということが明らかとなっています。
徳川家康といえば100年以上続いた戦国時代に終止符を打ち、以後264年続いた江戸時代を画した人物として有名です。
その徳川家康が好んで服用し健康維持に繋げていたのが高麗人参です。
昔は現代と違い医療が発達していませんでした。それ故、今では何でもない病である風邪で多くの命が奪われたとされており、平均寿命はなんと30歳だったといわれています。
そんな時代だからこそ、自分の健康は自分で守るという意識が現代よりも強く、その意識がより強かった家康は当時大変貴重だったという高麗人参を好んだのです。
その高麗人参のお蔭か定かではありませんが、家康は大病もせずに、なんと75歳まで生きたということです。当時の75歳というのは相当なもので、現代に換算すると100歳と同等であるといわれています。
高麗人参などの漢方薬は当時好んで栽培されていたとされています。家康だけではなく、豊臣秀吉なども大きな農園を作り漢方生薬栽培に勤しんでいました。
とはいっても、高麗人参に関してはとても栽培が難しく、コンスタントに栽培が出来るようになったのは徳川吉宗の時でした。
そのようなこともあり、家康が生きている時はとても高価な薬で、普通の人では手に入らなかった代物だとされていました。
高麗人参は今でこそ医学的な効果が認めれていて、使用する前からその効果について期待できるものとなっています。
しかし、家康が生きた時代にはそのような根拠はなく、ただ『何となくいいから』という理由で用いられていました。
とはいっても、その効果は間違いないものであり、当時の中国の文献には今と全く変わらない高麗人参の効能効果が謳われていたということが分かっています。
徳川家康の時代から現在は400年経過していて、更にその効果、安全性、人体への作用秩序などについて突き詰められて研究されています。
そして、その結果高麗人参は確かな効果があり、安全性についても間違いないものだということが確認されています。
以上、徳川家康の健康の秘訣と高麗人参についてでした。
現代の医薬品はせいぜい100年程度なのに対し、高麗人参は少なくとも1000年以上人体に用いられてきたという歴史があります。
その中で十分効果や安全性が確認されている訳ですから、間違いないものと結論付けることが出来るのです。