寿命が延びることにより多くなってきた認知症ですが、その認知症に対しての高麗人参の効果が徐々に解明されつつあります。
その効果についてご紹介します。
認知症の発症は言い換えれば老化現象の一つです。皮膚がシワシワになるのは老化ですが、脳内も同じように老化し、その結果として認知症があります。
高麗人参には【代謝を良好にする】という効果があります。年を取ると誰でも身体の活動力が低下して代謝も落ちます。
代謝が落ちると細胞の生まれ変わり速度も遅くなります。当然、血管や神経も老化が進み硬化や老化しやすくなります。
高麗人参を摂取していると、年齢によって低下する代謝を引き上げることが出来ます。すなわち、老化を遅らせることが出来るということになるので【認知症を予防する】ということになるのです。
また、高麗人参は【腸管にて脂質の吸収を抑制】するという効果と、【肝機能を高め脂質の代謝を促す】という効果があるということが分かっています。
この効果により、血管内壁に付着して血管壁を硬化させるということを防止し、いつまでも血管を健康な状態に保つこと貢献できます。
健康的な血管は何歳になっても新鮮な栄養を脳細胞に届けることが出来るので認知症予防に効果があります。
一つ目は【脳血管性認知症】です。脳血管性認知症は、長年使ってきた血管が硬化し隅々まで血液を運べなくなることにより、脳の末端まで血液が行き届かなくなります。
それにより、栄養を受け取れない神経細胞が壊死又は機能低下を引き起こし、脳の機能が損なわれることにより発症します。
二つ目としては、「アルツハイマー型認知症」があります。アルツハイマー型は、βアミロイドと呼ばれる異常なたんぱく質が脳の神経細胞に沈着することにより、脳が機能低下を引き起こし症状が発症します。
いずれの場合も、長期に渡って、少しずつ症状を引き起こす原因が蓄積することにより、発症すると考えられています。
以上、高麗人参の認知症予防効果についてでした。
いくら『予防に効果がある』とはいっても、認知症は病気の一種なので、基本的には病院にて診察を受け、医師の診断を仰ぎ治療を行うようにします。
それを行った上でサプリメントや漢方薬などの改善方法を用いるようにしましょう。